ウラジミール・イラーネクVladimir Jiránek
チェコでは漫画家として有名。
ユーモアあふれる線画が特徴
1938年6月6日フラデツ・クラーロヴェー生まれ。
2012年11月6日逝去。
カレル大学哲学学部でジャーナリズムを学び、1962年卒業。
その後、多くの雑誌や新聞でイラストを描き、チェコの人気漫画家として人気を博し、その活動は終生続きます。
アニメのデザイナーとしても大活躍で、ベルリン国際映画祭など大きな国際映画祭での受賞歴もあります。
しかし、彼の人気を不動にしたのは、チェコの人気テレビ番組「ヴェチェルニーチェク(おやすみアニメ)」の人気シリーズ、コミカルな人形アニメ「パットとマット」、マジシャンの帽子から現れる二匹のウサギの物語「ボブ ア ボベック」です。この2作は、「もぐらのクルテク」と並ぶぐらい、チェコでは大人気のアニメです。
シンプルな線画が特徴ですが、その中にも、コミカルで、ほのぼのとした温かさを感じさせます。
©Krátký Film Praha,a.s.